1970-05-12 第63回国会 参議院 文教委員会 第16号
振興会法の第二十二条第三項においても繰り越し欠損の補てんに充てた金額を控除した金額に相当する金額の範囲内においてと規定をしておりますので、従来と変わりがないわけでございますが、法文を改めましたのは、従来は損益計算上の利益金を一たん計上しました上で利益金の処分として振興会に引き継いだ旧債務の免除による損失の補てんに充てるために特別積立金として積み立て、旧債務の免除による損失以外の損失に充てるために普通積立金
振興会法の第二十二条第三項においても繰り越し欠損の補てんに充てた金額を控除した金額に相当する金額の範囲内においてと規定をしておりますので、従来と変わりがないわけでございますが、法文を改めましたのは、従来は損益計算上の利益金を一たん計上しました上で利益金の処分として振興会に引き継いだ旧債務の免除による損失の補てんに充てるために特別積立金として積み立て、旧債務の免除による損失以外の損失に充てるために普通積立金
振興会の規則によりまして普通積立金或いは特別積立金をいたしました残余の剰余金を以てこの共済組合によつて助成するということになろうかと思います。只今私は私学振興会の理事の一員を汚しておりますが、ここで申上げてどうかと思いまするが、本年度におきましても約一千三百万の剰余金がございますので、これを以ちましてこちらの共済組合のほうに助成することができるのでございます。
従つて先ほど局長が申しました千六百六十五万円というものが全体の利益金の見込額でありまして、その中から特別積立金と普通積立金を差引いた約千二百七十五万程度のものがこの問題の純益なんです。これは私立学校の助成等に廻り得る金となるわけであります。
それからそのぽかに普通積立金というのがございますが、これは前項の、今申しました特別積立金を積立ててなお利益金の残余がある場合におきましては、この今の滞貸元本等の損失以外の損失の補填に当てる、いわば準備金なんです。準備金として当該利益金の一部分を普通積立金として積立てて行く、こういうようなシステムになつております。
そのほかに普通積立金というものをやるわけでありますが、これは大体元本の千分の十というものを見込んであります。従つて元本の千分の十、三百九十万円程度にこの普通積立金というものはなる予定でございます。
なお、振興会が、貸付のほかに助成をも行い得ることはすでに述べたところでありますが、この助成は、前事業年度における利益のうちから、特別積立金及び普通積立金を控除した金額に相当する金額の範囲内において行われるものといたしております。これは振興会の健全な運営を期したからであります。
なお、振興会が、貸付のほかに助成をも行い得ることは、すでに述べたところでありますが、この助成は、前事業年度における利益のうちから、特別積立金及び普通積立金を控除した金額に相当する金額の範囲内において行われるものといたしております。これは振興会の健全な運営を期したからであります。